えごまの葉のしょうゆ漬け
2009年 07月 05日
この世の中でうまいもののベスト10をあげるとすれば、確実に入るのが、これ。あとの九つにこたえようとすると三日間ほど眠れないと思うので、やめておくことにするが。
えごまの葉、この香り高く、苦くもなく、辛くもなく、体に良い、自然界の傑作は、韓国料理において欠くことのできないものである。焼き肉をサンチュの葉とともに包んでたべることが多いが、味噌づけにも、キムチにも、そうして今回の醤油漬けにも、活躍している。僕は、醤油漬けがほんとに好きで、ご飯を巻いて食べているうちに、ついついお代わりしてしまう。
といいながら、自分でつくるのはこれが2回目、この前つくってから二十年ほどになるか。
この間は生真面目につくりすぎたようだ。で、とってもめんどくさいものと信じ込んでいた。でも、先週日曜日、つくってみたら簡単だった。家族にも好評、こんな簡単ななら、ということで、今日もつくることになっている。
ヨメハンが、プランターに種を捲いて栽培したえごまの葉が、すっかり成長した。大きいものからちぎっていく。今回は70枚ほど。
ボウルで新井(がんばってくれ!せめて2割5分台に打率を回復してくれ!)、・・・・・、ボウルで洗い、ほこりや土をのぞく。水気をやや神経質にとるために、キッチンペーパーに葉を敷き詰め、重ねる。
その間、鍋に醤油大さじ5~6、みりん大さじ2~3をいれて火にかけ、ごま油大さじ2~3を加えてさます。
鍋に、おろしにんにくひとかけ、すりごまたくさん、唐辛子は好みだけど、僕は大さじ1、刻んだ青唐辛子一本を入れて、「たれ」を葉に塗るようにしながら、重ねていく。
ひととおりたれをつけた状態が上の写真。このまますぐにでもたべることができる。青っぽい味もいい。本格的な醤油づけには1週間ほどかかる。ただ、そこまで何枚も残らないのだ。
今日はにんにくいれずにつくってみる。そうすれば朝から食べられる。でもまた1週間もたないことは必至なんだけど。
by mihira-ryosei
| 2009-07-05 11:45
| キッチン