めっちゃうまい、台北のあっさり牛肉麺
2010年 04月 04日
台湾の麺といえば、まずは牛肉麺(ニュウロウミェン)だろう。戦後、大陸から渡ってきたものとされるが、牛骨、牛筋のスープに麺と牛肉、それに香菜を加える。八角の香りが台湾の麺としての強い主張になっている。
台北における文句なしの牛肉麺は、総統府の真裏にある。博愛路と寶慶路の交差点、台湾銀行の斜め向かい。困ったことに、信じがたいことだが、看板がない。つまり店の名前が不明なのだ。大変なにぎわいである。漢字でなんと書いてあったか忘れたが、分店、つまりチェーン店は置かないと宣言していた。
一般的には牛肉麺は、濃い色をしているのだが、この店では薄い色のスープもある。醬油っぽくも八角の強い香りもしないが、あっさりしてうまい。今回紹介するのはもちろん薄い色の方。ところが、これも困ったことにメニューには区別がなく、口でいわないといけない。友人に聞いた。濃い方は「ホンシャオ」、薄い方は「チンツン」というのだそうだ。まあやってみてつかあさい。
本当においしかった。高菜のような香菜(シャンツァイ)をたっぷり、唐辛子もかけて、ズルズルと食う。八角と醬油に柔らかく煮込まれた牛肉も、好ハオ。150元。
他に、豬脚(豚足)100元、豚の骨、肉片、もち米を蒸した粉蒸排骨100元。
by mihira-ryosei
| 2010-04-04 00:53
| うまいもの 韓国京都以外