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オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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Q-Chews `74 初ライヴ報告

 
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 年が改まって、もう1週間になろうというのに、年末の初ライヴのことについて。T君、バンドの大黒柱かつ僕たちの練習場・スタジオ・BIT(北大路堀川)を経営する彼が、主催するクリスマスパーティーが、デビューの場だった。彼の会社、1階が不動産(アップルコーポレーション)、2階がインターネットカフェ(リサ)、3階がスタジオになっている。パーティーは、インターネットカフェを改造して、ミニミニライブ会場を設営。
 入場券は、ショートケーキという粋なはからい。入場者の多くは、ライヴ出場者で、普段、スタジオを利用している学生たちなのである。それに近所のおじさん、おばさんという、「ロストゼネレーション」世代(25~35歳)が完全に欠落した構成になっている。
 僕はフードメニューでお手伝い。といってもアイディアだけだけど。キムチ焼き飯を韓国海苔で包んだのと、すりゴマをまぶしご飯をゴマの葉の醤油漬けで包んだおにぎり2種を提案した。蒸し豚にキムチのっけて食するのも好評だった。
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 さてライヴである。学生たちはどっちかといえば、いつものマジな姿ではなく、どっちかといえば、「はじめてギターに挑戦」みたいな「かくし芸」的な出場の仕方なのだ。それにたいして、彼らの親の世代のこっちは、いたって真面目、真剣に出場という、滑稽な光景になってしまった。ドラムのF君が参加できず、急きょ、ユカちゃんという女子学生のドラマーに助っ人を依頼した。直前のリハーサルで、彼女のドラムの力強さに圧倒される。若い!速い!強い!歯切れいい!音楽はこうでなくては。
 1曲目、オリジナル「君が15歳の」。ドラムが入らない。それで緊張した僕のリズムが徐々に早くなってしまう。まあなんとか破綻は免れたものの厳しいデビュー。二曲目、「イマジン」。救世主ユカちゃん登場。彼女の刻むリズムを頼りに、まあなんとか歌えた。予想通り、おじさん、おばさんに受けが良さそう。三曲目、「デイドリームビリーバー」。もう開き直って声を張り上げる。曲がいいよな。ベースのS君(がんばってました)、ギターのT君(個人練習の成果あり)、キーボードのKさん(やっぱりうまいな)、がんばったね。楽しかったね。
思い起こせば、昨年7月同窓会、9月バンド結成、12月バンド命名、月1回の練習をやってきた。ちなみにバンド名は、豊中九中からとったもの。
 「カラオケとかじゃなくて、人前で歌うのははじめてで・・」というと、来ていたこぴライターのT君は、「ウソや」といってたけど、やっぱり記憶がない。グラフィックデザイナーのO君の高校時代の美術塾のパーティーでうたったぐらいかな。30年前になるけど。
 パーティーの終わりに、もう一度僕一人で登場。今度は弾き語り。安請け合いしていたのだ。1曲目、「アッチミスル」(朝の露)。韓国の歌。韓国独裁政権時代に放送禁止になったことのある「第2の国家」といっていい名曲。2曲目、「この想い」。このブログでもとりあげた坂庭省吾が歌っていたアメリカンモダンフォークの曲。どちらもしんみんりした曲だったけど、なんとか聴いてもらえた。意外と、「アッチミスル」の評判がよかった。韓流にどっぷりとつかっているおばさんからは、「来年は、アンジェウックのフォエバー歌ってね」といわれた。どんな曲や知らんけど、練習しなあかんな。
 ライブが終わってからは、学生たちと、どれどれと飲んで、わけわからなくなって、深夜、帰宅となった。みなさんご苦労様、ありがとうございました。
 みんな興奮の様子で、いつもはこういうことは逃さないT君ですら写真を残していなかった。それでライヴの様子を伝えることができなくて残念。
by mihira-ryosei | 2007-01-06 13:23 | Q-Chews