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オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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神戸・三宮 元町 グルメを総括する 1 

 神戸に4泊5日で出張することになった。仕事以外の時間が長い。グルメの出番である。神戸については、なんの情報もない。昨年の大阪出張のときにも世話になったコピーライターの友人TTをはじめ、関係各位に情報の提供を求めたところ、回りきれないほど集まった。まことにありがたいことである。
 
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一日目 台湾料理から始める  元町・丸玉食堂 
 
  三宮の高架下を元町に向かってしばらく歩くと簡単に見つかった。道々、さすが神戸は、中華が多いなと実感する。それに「台湾」という自覚をもって生きている人も多いかなとも感じる。ところで、「台湾」料理とは何か。四川、広東など中華料理の8大体系を構成するものである。同じく8大体系のひとつ、福建料理を基礎として、島国・台湾の食材を活かしながら、台湾料理が発展してきた。16世紀福建省から渡ってきた人々が島を開拓し始めたことから福建料理がもたらされたのだが、今世紀にはいってからは、中国革命などの変動により大きな人口移動を受け入れ、広東、客家(ハッカ)料理も台湾料理に影響を与えることになる。つまり淡白、酸味、甘みを好む福建料理に、醤油、乾物、牛豚の内臓を多用する客家料理をミックスして、島の豊富な食材を料理したものが、台湾料理になった。牛肉麺(ニューローメン)、担仔麺(タンツーメン)、魯肉飯(ルーローファン)、排骨飯(パイクーファン)などが代表格である。
 そんなことを考えていたわけではないが、高架下、「丸玉食堂」に入る。ふたつあるようだが、東店の方である。コブクロ、餃子、青菜の炒め物、豚胃袋のスープなどを食す。内臓料理を食べたが、台湾で食べた客家料理に似ている。最後に、この店の名物・卵かけあんかけ平麺である老麺(ラオメン)で満腹。僕はコブクロ、胃袋のスープなど台湾の内臓料理を、大衆食堂で気楽に食べられるということを評価したい。もともとあんかけがあまり好きじゃない、麺自体にこしはない、甘いなどのことから老麺はそれほど・・・。でも他の料理はもっと食べてみたい、おおいに期待のもてる食堂であった。
 写真がうまくとれませんでした。もっと詳しい情報をという方は、以下をご覧ください。

http://baukiti.epicure-souvenir.com/?eid=35168
http://blog.livedoor.jp/pop_web/archives/50640640.html

 二日目 神戸牛を味わう

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 お昼ごはん、自由に食べられるのはこの日だけというわけで、三宮駅近くの「赤ちゃん」という洋食屋さんに飛び込む。創業1949年の老舗である。入口上部にステンドグラス、店内は薄暗く、こげ茶色のテーブルと椅子、レトロな雰囲気である。エビフライとハンバーグをメインにした1300円のランチを注文する。(写真最上)おいしい洋食屋の武器は、デミグラスソースとドレッシングだとあらためて認識させてくれる。エビフライはいける。ところが、ハンバーグは、あっさりした味付けで、パテのようで歯ごたえもない。ちょっと狙いがわからないなあ。
 でも、あとくちは実にさっぱり。きちんと味をつくっている証拠だと思う。

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 夕食は、ぜひとも神戸牛を食べようということで、東門街、「古もん」に。僕は仕事が遅くまでかかり、店に遅れて到着。ほとんで食事を終えている同僚たちに気を遣い、しゃぶしゃぶをばくばく食らう。おいしかったけど、落ち着きがなかった分だけ、満足感が薄い。でも肉はさすが神戸牛と思わせるに十分のものであった。値段の割には、少ないなという不満はなかった。ここも写真がなくてすいません。(写真は、ぐるなびから)

  赤ちゃん (JR三宮駅近く) 078-331-4030

  江戸屋敷 古もん しゃぶしゃぶ6000円  (中山手通り ニューゲートビル5階) 
   078-331-0673
by mihira-ryosei | 2007-02-10 22:37 | うまいもの 韓国京都以外