オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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カテゴリ:Q-Chews( 16 )

僕らの千里ラプソディ

 
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別府から帰ってきたら、『僕らの千里ラプソディ』、OFFICIAL SITE とかなんとかいって、公開されていた。おいおい、ボーカルはこれから本気で録音するやで、と思ってたのに。ちょとやばいとこあるよ、ほんと。
 まあ、途中公開ということで、聞いてやってください。
 
http://www.apples.co.jp/9/index.html
by mihira-ryosei | 2010-08-07 23:01 | Q-Chews
 
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 梅雨はゲイ的、いや劇的に開けてくれて、くそ暑いのなんのって・・・・、まさに炎天下の2時に、コンクリートと高架の大阪・西中島南方でライブ、ちょうど1週間前のこと。
 来ていただいた50名のみなさん、ありがとうございました。
 やっぱり年だろうか。疲れがたまっている。僕たちはライブのあと、4年ぶりの同窓会に参加、2次会、3次会と狂宴に突入。夜中にタクシーで脱出した。
 僕はそのあと目覚めてから、別府、博多と出張から始まる週を過ごしたので、さすがに昨日は、泥のように寝ていた。

 ライブは、中島信也が駆けつけて盛り上げてくれた。いつものように「愛の落とし子」(別名うんこの歌)にはじまって、雰囲気のあるオリジナル、最後には「Abby Road」のB面をやってくれて会場を沸かせてくれた。流石です。ネバダネバダ。(こんな使い方はしないか、矢島美容室では)

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 Q-Chewsはといえば、今回、ずぶとく演奏やり直しを3回やるなど、「悪慣れぶり」を「アピール」。でも、高井が自身の曲、「7月の雨上がり」という名曲を彼のボーカルでようやく披露。クボッチも、リードギターの猛練習でされを支えた。後で勇気をふるって、音源聞いてみると、鈴木はベースラインに凝りながら、「歌えるベーシスト」めざしてコーラスにチャンレンジしていたし、福井も勝負するドラムシーンを自らつくっていた。僕は、思ったより喉が良くなく苦労した。汗を流し続けていた。
 でも客席が乗ってくれ、笑ってくれ、聞いてくれ、楽しかった。詳しいもようは、Q-Chewsブログで。http://blog.livedoor.jp/q_chews/archives/586706.html

 ところで、ライブで話題となり、その後も語られることの多かった、今度の僕のファッション。
「黄緑のドット」シャツ。口の悪い人は、カエルとか、グッチ裕三とかいうけど。前日、追い詰められて、北山通りのお店で買いました。実は僕はここのブランドのファンです。
 悪いか!

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http://kato-aaa.jp/brand/kato/collection.php?pageno=3&season=1003
by mihira-ryosei | 2010-07-25 12:43 | Q-Chews
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 うっとおしい雨が続いています。でも今度の日曜日には、カラッと見事な夏空にしてみせましょう。Q-Chewsライブ・夏の陣―尾崎君から、今回ライブのステッカーのデザイン届きました。 当日、来場者にはお配りします。
 さあ、練習!!  
by mihira-ryosei | 2010-07-14 21:46 | Q-Chews
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 夏ライブのお知らせです。去年の1月、7月と同じく、今年も1月、7月になりました。そういう意味では4回目のライブです。場所は、今年の1月ライブで、音響もスタッフのみなさんのサポートも、すっごくやりやすかった西中島南方のD.Ⅲです。
 僕たちQ-Chews、2006年7月に開かれた豊中第9中学、1974年同窓会で、三十数年ぶりに再会したメンバーで結成され、4周年。しかも今回は、4年ぶりにライブの直後に同窓会が行われることになっています。その関係上、開演が夏の一番くそ暑い時間帯ですが、これまでとはまた違う熱い雰囲気になるかもしれません。(会場は涼しくしてもらいます)
 これまで応援していただいた皆さんにも、去年の7月より、今年の1月よりも、いい演奏をしたいと思っています。ぜひお越しください。

 1月にも来てくれた同級生・中島信也も来演決定です。

 このチラシ、『僕らの千里ラプソディ』のイメージですね。やりますよ。最高のラプソディにしますとも!!
 
 
 

 
by mihira-ryosei | 2010-05-24 00:08 | Q-Chews
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昨日遅くから朝4時前まで年賀状づくりでがんばった。

昼前に、ガキの使いで、キムチの星山に、蒸し豚、キムチ、トックを買いに行く。郵便局でスタンプ、ポンポンおして、104枚、送る。これ便利でええね。

帰宅後、恒例の大晦日 「浄化クラシックコンサート」。

ベートーヴェン「第九交響曲」 48歳の早世したハンガリー人指揮者、フリッチャイ指揮、ベルリンフィル。よかった。かっちりして風格のある第九だ。まあ、僕には、フルトヴェングラーのバイロイト盤の呪縛があって、他の第九からは、ものすごい大きな感動はない。ただ、バリトンのフィッシャー・ディスカウは素晴らしかった。1957年、元気溌剌だった。

去年も聴いた「エッセンシャル バーンスタイン」。 マーラーの「第2交響曲 復活」。これはやっぱり好き。ゴテゴテしているだの、俗っぽいだのけなす向きもあるが、かまうことはない。いいです。特に、ドラマチックなバーンスタインのはいいです。
今回、心に響いたのが、アイヴス「答えのない問い」、コープランド(なんか生協のウイスキーであったかも)「第4交響曲」。

で、Q-Chewsのステッカーもつくった。ライブでご迷惑なお土産にしようと思って。掲載したものともうひと種類、黒を基調にしたものがある。デザイナーO君の作。「プロにうまい!いうな」と言われたので、いわないけど、いいと思う。プリンターで印刷、買ってきたステッカー用の台紙をゴニョゴニュやってつくるんだけど、やっぱり、小学校の時、通信簿、図画工作2のときもあったので、何枚かは無駄にした。まあ上出来、上出来。

あとは、演奏と歌。さあ、今年最後のボイトレやるぞ!!
by mihira-ryosei | 2009-12-31 21:48 | Q-Chews

HEY HEY WE'RE THE Q-CHEWS


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 ライブのお知らせです。筆王でつくった間に合わせのチラシがうまくjpgに変換できなくて、見えにくいですね。『へたにもいろいろありまして・・・』というわけで、HEY HEY WE’RE THE Q-CHEWS NEW YEAR LIVE 2010というライブやります。
 へたなのを開き直って、どきどきもまだありますが、それよりも厚かましく、また、やるのです。ライブは今度が3回目。今度は、「Q-Chewsのテーマ」やります。コンサートのタイトルで、ややネタばれですが。迷惑でしょうが、オリジナル新曲を2曲加えました。ひとつは千里、九中のご当地ロックです。下に歌詞を掲げます。こんなんです。なつかしい人はなつかしい。そうでない人は・・・。でも、Beatlesのペニーレインもストベリーフィールズ・フォエバーもいうなればご当地ソングですよね。
 もうひとつは、「ちょんとしよ」と僕のようなだらしのない生活を送っている人を「僕が諭す」というしまりのない歌です。
 オリジナルが多くなる代わりに、スタンダードナンバーは、「それ知ってる!」、「なつかし~」というのをやります。お楽しみに・・・でもないか。
 
  2010年1月10日(日曜日)/18:00開演予定
  場所:Live Bar D.Ⅲ <06-6885-7068 地下鉄御堂筋線 西中島南方駅、阪急南方駅下車>

*Q-Chewsのブログ、作成にかかります。できたらお知らせします。

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僕らの千里ラプソディ

本当はアメリカ館の月の石なんて見たことはない
それより外国のコンパニオンに見惚れていた僕の進歩と調和  
秘密の抜け道スタンプノート パビリオンに駆けていった ラプソディ

細長い空を見上げていた桃山台のホーム 北大阪急行
センチュウの田村書店で部活帰りの彼女を待ち続けたことがある
ニューアストリア ローゼンタール 真夜中のセルシー広場 ラプソディ

蜂の巣みたいな 団地を貫いてモーレツに車は 走っていく 
吹き上げる 風と震動が陸橋に立つ 僕たちを揺さぶった
ほとんどが転校生 だからみんなすぐに友達になれた
島熊山で 探検ごっこしたね 太陽温泉で 何時間でも話してた
大丸ピーコック 近隣センター 夢のモザイク ニュータウン ラプソディ

太陽の塔そびえたつ 巨大な丘陵は 果てしなく続く   
僕たちの未来への滑走路だった

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by mihira-ryosei | 2009-10-25 21:54 | Q-Chews
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 正月の京都に続いて、今度は大阪・淡路。Q-Chewsメンバーが生まれ育った大阪ライブということで、おおはりきりで臨みました。
 阪急淡路駅、「走って4分」というライブハウス感謝。若い女性オーナーが、オヤジバンドをしっかりサポートしてくれました。
 蒸し暑い雨の日曜日の夜、地元から、京都から、四国から、関東からも集まってくれた豊中第九中学の同窓生、僕たちの友人たち40名。今回は中学時代の先生、美しい体育のK先生にもきていただきました。なんとこの先生がライブで大活躍することになるのですが。
 練習不足は百も承知、へたくそなのは千も承知。でもライブやると決めたのだから、せいぜいみんなと楽しみたい。実はライブに先立つ1週間前の日曜日、僕は京都・円山音楽堂の「第29回宵々山コンサート」に行ってました。29回を迎えるコンサートは今回で「中締め」。中断含む36年間の歴史がいったんは終わることになったのだ。ライブ前だけど、当時に行こうと決めた。音楽堂の木々に包まれて、僕は、高石友也の歌にほとんど泣いていた。永六輔の歯切れを失った語りに、(記憶の中で全盛の語りに変換し、)酔っていた。その帰り、
考えた。50歳代にふさわしいライブをやろうと。

 オリジナルの歌詞がわかったほうがいいから、パンフレットをつくったらという提案は必ずやろうと思っていた。ステージでは、「おじさん、おばさんのためのライブハウス講座」をやろうと思った。できるだけ丁寧なライブにしようと思った。オリジナルはサビの部分をあらかじめうたってから、演奏に入る。「スタンディング」というものも解説付きでやってみる。「ワンドリンク付き」がよくわからないから、小休止を設けるなど・・・・・。
 でもそんな工夫も、結局は演奏と歌次第。どうだったか。
 ①While My Guiter Gently Weeps(The Beatles) ②同窓会で(Q-Chews) ③Dark Black Night Rots Away(Q-chews) ④転がる岩、そして君に朝が降る(アジカン) ⑤I Saw Her Standing There(The Beatles) ⑥Yellow(ColdPlay) ⑦月光の河(Q-Chews) ⑧Hybrid Rainbow(The Pillows) アンコール ⑨ Day Dream Believer (RCサクセション)
 
 以下、友人とともに来ていた方が、FM千里パーソナリティーの佐武清子さんだったことは当日は知らなかった。が、後日番組の中でこんなトークをしてくれていました。僕の解説を( )をはさみつつ紹介させていただく。

・1974卒業の豊中第9中学校OB,OGのクールでカッコイイオヤジバンド。(これは言いすぎです。たはは)
・当時の先生やお客さんも同窓生が多く来ていて暖かい雰囲気のライブ。
・33年ぶりの同窓会で披露したオリジナル曲「君が15歳の」の発表をきっかけに結成され3年目のバンドでギター・ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの5人編成。 ・バンド名は豊中第9中学校から「キューチューズ」でスペルは、Q・C・H・E・W・S。 月1回練習しているとパンフレットに書かれていた。 (このへんはパンフレットをつくってよかった)
・ライブ中ギターの人の足がつって演奏が中断、当時の先生や同窓生のお客さんがステージに上がって足をマッサージしていた。ギターの人の「昔はこんな事なかったのに」 の言葉に会場の笑いがあり。暖かい雰囲気でのライブだった。
(足がつったのは2曲目が終わってから、リードギターのT。断じて僕ではない!彼は両足がつったので、完全に仰向けに寝る格好になった。ここで中学時代の恩師が登壇。かつての教え子をマッサージしはじめた。さらに天の橋立からきた同級生、体育大卒の教師K子も登壇。ふたりがかりでマッサージ。僕は彼女のアシスタントをさせられた。中断およそ10分間)
・演奏したのは全9曲で、内オリジナルが3曲、ビートルズやアジカンも演奏していた。
・バンドのサウンドは、楽しいって言う感じがすごく出ていた。 (ありがとうございます)
・ヴォーカルの人の声は私好みで空気が暖かくなるような感じ。 (天にも昇るお言葉。でも本人は後の音源聴いて、ときおり音程をはずすので絶望している)
・演奏の途中で客席お客さんのオールスタンディングもあり、楽しいライブでした。 (実は、スタンディングというものをやろうよと無理やり立ってもらった。楽しかった)
・自分の親を見ている感じでもあったが、自分も50歳になったらどうなっているのかなと近くない将来ではあるが考えさせられた。(50なんてすぐだよ~)
・「みんな50歳までよく生きてきたよね」・・・50歳までに色々苦労があったんだろうなと思う。50歳になっても当時の好きな仲間でバンドをやって、好きな仲間が見に来てくれてうらやましく思った。50歳になって私も何かをやっていたい。こういう風に年をとりたい。 憧れの50歳の人たちに感じた。 (本当に奇跡的に幸せものです。僕たちは)
このQ-ChewsのLIVEは、来年1月にもあるそうです。私は次回も行きたいと思います。 (がんばろう!!)
Q-Chewsはアジカンの曲もやっていたのですが、マドンナ的存在のキーボードの方が
好きなアジカンで今日は違う曲をかけます。・・・と言って「君という花」が流れました。

 さあ、来年に向けて、またがんばろう。
 みなさん本当にありがとうございました。佐武さん、ありがとうございました。
by mihira-ryosei | 2009-07-26 10:49 | Q-Chews
 
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 またライブやることになりました。AWAJI、淡路といっても淡路島ではありません。大阪の淡路です。お間違いのないように。まあ間違って行ってしまうことはないか。

 日時:7月19日(日) 開演 午後7時 (前の予定との関係で遅れることがあります)
 
場所:ライブハウス 感謝 <06-6815-0007>
               (阪急淡路駅西改札下車・商店街抜け、さらにまっすぐ高架越えたところの右手)
 
料金:1500円(ワンドリンク付き)    
 *打ち上げも同じ会場。飲み物別1500円。
 入場キャパ 40名~50名

 1月ライブ以来ですが、はじめての大阪。Q-Chewsのルーツです。はりきっています。
 新曲は間に合いそうにないので、オリジナルは1月の曲になります。コピーで新しいもの、さらに懐かしいものに挑戦中です。

 後悔するかもしれませんが、へたさのあまり怖いものみたさの人もどうぞ。

写真は、感謝のステージです。
by mihira-ryosei | 2009-06-14 23:22 | Q-Chews
*ダラダラあんまり意味ないです。読まなくてもいいです。


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月光の河

夢を追いかけながら 冬の砂漠越えた
希望抱きしめながら 熱風にさらされた
何十年も 歩き続けて たどり着いた浜辺で

海を流れる河 月光の河
夜明けを待ちわびて また旅に出よう
OGIYODIORA

自由求めながら 氷の雨に打たれた
光探しながら 暗闇を彷徨った
何十年も 歩き続けて たどり着いた浜辺で

海を流れる河 月光の河 
夜明けを待ちわびて また旅に出よう
OGIYODIORA

Q-Chewsというオヤジバンドが結成されたのは、FIFAワールドカップの年、2006年。33年ぶりの中学の同窓会で再開したメンバーによってである。この同窓会にあたり、僕が作曲し、大阪のコピーライターのT君に作詞してもらい作ったのが、「君が15歳の」。これが結成のきっかけになった。月に1度集まっては、ビートルズなんかをジャカジャカやっていたけど、そのうちに曲ができた。「同窓会で」。これは同窓会で昔好きだった人にあったら、どう思うかみたいな詩で、ちょっとメローな感じのするナンバーなのだけれど、「これはこれとして、おっさん、おばはんの色恋沙汰ではなく、もっと同世代への応援歌みたいなのつくったら・・」とベースのS君からいわれて、歌詞にとりくみ始めた。メロディーはかなり前からできていた。ビートルズの「We Can Work It Out」を弾いていて、はずみで生まれた。そのコードは結局アレンジの過程で変わってしまうのだけれど。苦しんだ歌詞の糸口になったのは、赴任先だった大分・別府で、よく目にしていた「ムーンリバー」だった。別府湾に浮かぶ月が海面を照らし、ひとすじの光る道のようになっていた。小高い山を下るときに、あまりの美しさに吸い込まれそうになる感覚を覚えた。その光景をあらためて想いうかべ、僕らの想いと重ねてみた。すると、いろいろあって生きてきた僕たちが、浜辺に立ち、海に流れる月光の河を見つめて、さらに旅立ちを決意する、そんな構想がうまれ、曲ができた。
 OGIYODIORAは、韓国語で、船をこぐときの掛声だ。韓国のイ・サンウン(リーチェ)という女性歌手が、OGIYODIORAという曲を歌っている。大好きな曲である。
 アレンジは、難航。この面ではまかせっきりのリードギターT君が仕上げてくれた。「おまえ臭さをある程度抜いて、若いもんも入っていける、同世代も聞ける、これがQ-Chews風かもしれんなあ」
 我がバンドのマドンナ・クボッチのエレピが、月光と海、新たな航海をイメージさせてくれる。
by mihira-ryosei | 2009-05-06 20:29 | Q-Chews

 
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素人、しかも50歳を超えたものが、バンドなんぞをつくって、こともあろうにライブなんぞを開催したらどうなるか。
 たとえば、京都・大阪のメンバーで構成されているバンド・Q-Chewsのリードボーカル・サイドギター担当のI(50)のライブ三日前はどうか。彼は、09年1月11日のライブを控え、緊張と期待の年末年始を過ごした。冬の休暇も、ボイストレーニングこそ、家族の迷惑顧みず毎日20分やったが、思ったほど練習ははかどらなかった。当日は、「MOMOKO CLUB」でも、中学の同級生のMOMOKOさん(50)のサポートで演奏することになっており、それが5曲。Q-Chewsは9曲やることになっている。大変なのだ。なのに、妄想だけがたくましい。自作の曲に酔いしれる観客を想像しては悦に入ったかと思えば、演奏や歌よりも話し声が大きい風景が浮かんできては悲嘆にくれる・・・そんな毎日を過ごしている。いい年をしてまるで馬鹿である。

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 最後の練習は1月4日。みんななんとなく硬いものの、ライブは3回目とあって「いけそうな」感じもしている。でも今回は単独ライブなのだ。会場キャパは40名でほぼ埋まりそうである。半分が中学の同級生(出演者は全員豊中第9中学同窓生なのだ)、残り半分がそれぞれのメンバーの友達、同僚である。Iは、初ライブで花束をもらいみんなから羨ましがられたことで、よせばいいのに、今度も祇園のCちゃん、それにEちゃんまで呼んでしまっている。年のわりに馬鹿としかいいようがない。
 3日前、木曜日は仕事を終え、とっとと帰宅し、額に汗を浮かべ練習にとりくんだ。達成感があった。立派である。しかし、2日前、金曜日、不安に駆られたIは練習できる時間があるにもかかわらず、へらへらと若い同僚を誘って食事にいき、二次会を断られると、祇園に向いCちゃん、Eちゃん相手に気をまぎらわせ、酩酊し、さらに、馴染みのバーに行き、マスターやピアニストに、だらだらと自慢と自嘲を繰りかえし、深夜店をあとにした。最低である。50男のやることではない。前日、土曜日これではいけないとメンバーで、リードギター担当のT(49)の経営するスタジオに行き夕方まで必死で練習に打ち込んだのである。まるで試験前日の中学生と変わらない。その夜、帰宅したIは余裕の時間を過ごしたと言っているが、本当は何をしていたのか思い出せないのである。
 

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 当日、リハーサル中に、バーのマスターが、ラム酒のボトルを持って来てくれた。この間よほど心配をかけたに違いない。
 会場は満員。開演まで、懐かしい友の馬鹿話を漏れ聞きながら、Iは控室で天井を見ていた。
 ライブは、始まってしまえばそれまでで、進むしかないのだ。MOMOKO CLUBは、ピアノとアコースティックギターの世界。IとTがギターで参加。1曲目、「夜空には満月」、Iは自身が作曲した曲のギターのイントロでトチッてしまったが、あとはなんとか足を引っ張らずに済んだと思う。MOMOKOのボーカル、長足の進歩、感動的である。
 Q-Chews登場。Iは1曲目、ビートルズの「I Saw Her Standing There」に賭けていた。ここで一気に走るぞという気構えだった。はじめの歌詞、She was just seventeen~の teenが、音程も伸びもうまく行った。これでいける! 後日、リーダギターのTが同じ事をいっていた。凄い奴や。あとは、Oceanlane の「Walk along」、初ライブでもやった自作の「同窓会で」と続き、初披露のオリジナル新曲「Dark Black Night Rots Away」で、いったん退いて、急きょ結成された東京の同級生コンビのステージ。日本を代表するCFディレクターN(50)、元アイドル歌手Y(50)が来てくれたのだ。語りも、歌も流石。観客を惹きこむ魔力を感じる。Iは後半を想像して、また不安になる。

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 確かに後半、プロの雰囲気に呑まれたのか、バンド全体が、チューニングが決まらない、リズムが走るなど、やや厳しかった。でも、オリジナル「月光の河」、Ellegardenの「Insane」、ラストのオリジナルの「君が15歳の」まで、やりとげた。「君が15歳の」は、06年7月、みんなは33年ぶりの再会を果たした同窓会のときに、大阪のコピーライターT(50)の詩にIが曲をつけたもの。このことがきっかけで、Q-Chewsも結成された。思いで深い曲なのだ。今回、リズムを三拍子に変えるなど演奏を一新して臨んだ。自分でつくったにもかかわらずボーカルとしては最も難しい曲である。結果は・・・わからない。でも、歌っていた。
 最後、生意気にもアンコールにとっておいたビートルズの「Get Back」は、そもそもアンコール・シーンをどうふるまっていいかわからず、オロオロしているメンバーを見るに見かねて、NとYがアンコール動作を何度もやり直しさせるなどの盛り上がりをはかってくれた。
ありがとう、ありがとう、花束を受け取ってから、騒然とした中で、後片付けをして、打ち上げに行って、朝まで・・・・。朦朧として、あまりにも朦朧として。
 Q-Chews、キーボードとギターを担当したバンドのマドンナ・KUBOTTI(49)、少年ジャンプを並べて練習していたドラム担当のF(50)、同僚がたくさん来ていたベース担当のS(50)、なんでもこなすダビンチ・リードギター担当のT(49)、そして、I。
 ライブが終わってからも、振り返っては、自慢と自嘲、自信と不安の日々は続いている。同級生はじめたくさんの励まし、楽しかったというメールをもらった。よくもまあ下手なバンドを聴きに来てくれたものだ。

 ライブの翌日、Iのmixiにメッセージが届いた。「Q-Chewsのリードボーカルやってはる方ですよね」からはじまるメールは、ベースのSの知り合いの20代の女性だった。
 「本当によかったです。みなさんの仲の良さとか、人間臭さとか、楽しそうでイキイキする姿に私たち3人は「ああいう年の重ね方したいよな」と語り合ったくらいです。もちろんサウンドも好みです。はっぴいえんどや吉田拓郎、それこそマージービート~メロディパンクの中間みたいな感じかなあ・・・」
 
 有頂天になったIがまた我を忘れて、夜の街に飛び出していったことは、間違いのないことである。DVDまでつくっちまった。馬鹿まるだしである。

 みなさん、ありがとうございました。
 夏前にはまたライブやります。よろしく!!

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by mihira-ryosei | 2009-01-25 23:55 | Q-Chews