オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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カテゴリ:キッチン( 23 )

 
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 ユッケジャンとは何か?典型的韓国家庭料理である。ユックは肉。ケは犬。ジャンは醬油かな?
もともとは犬のスープであったようだ。今は、牛肉が基本である。牛肉の唐辛子スープである。具としては、乾燥ずいき、里芋の茎を乾燥させたものを使う。

 昔、刑場の露と消える前にせめてユッケジャンを食べたいとまでいわれた料理であると、なんかで読んだ記憶がある。

 韓国ではごくごく普通の料理である。でも韓国でも、旨いというのにはあまり出会えない。醬油っぽかったり、味が薄かったり、満足した記憶はあまりない。逆にこれは!というものにありつくと、感動ものである。韓国人はそんな感慨はないだろうね。
 とにかく、これを前から作ってみたかった。問題はずいきである。まあ、代わりにぜんまいのナムルを使うこともできるが、やはり、ずいきの歯触り、ほんわかとした甘みがないと、ユッケジャンとはいえない。
 去年夏、突然思い立って、京都中を探しまわった。韓国料理店、八百屋、干物屋。でも無かった。ネット通販ならあるのだけど、なんかリアルに手に入れたくてね。あきらめていた。それがさる方の奥様が僕のぼやきを半年も覚えてくださっていて、最近、ホイと、乾燥ずいきをいただくことになった。

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 これは作らねば、俄然、盛り上がって昨日から、準備をはじめた。
 
 ユッケジャン食材のもうひとつの課題は、肉である。ブリスケというすね肉、硬くて繊維質のものが必要なのだ。三条通りの「弘」に行ってみた。残念ながらブリスケは塊ではなかった。仕方なく、スジを買い求める。「弘」のスジはそんじょそこらのもんではない!赤みと脂肪のバランスも良く、煮込むとテールのようになる肉なのだ。グラム280円を800グラム購入。エクセレント!!
もうひとつ、韓国、魔法の調味料ヤンニョム。これは「キムチの星山」で買った。

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 乾燥ずいきはよく洗って、水から煮て、取り出してから、水に数時間浸す。肉の塊も水から煮て、沸騰させアクを出させてから、また煮る。4時間程度。
 ここまで時間をかければ、あとはもう一気呵成で仕上げる。
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 ずいきは水を切り、食べやすいサイズに切る。肉も適当に切る。ブリスケだと線維にそって、ピーっと裂いておく。ああ確かに犬肉に似てるなあ、この感じ。肉のスープは味の基本になる。ユッスという。ユック(肉)とス(水)の意味である。


 あとの具は適当に。ゼンマイ、豆もやしのナムルあればいっしょに放り込むとしよう。ネギはどっさりと使った方がいい。細長く斜めに切る。玉ネギも使う。今回は半玉。

 では始める。めっちゃ簡単。

 フライパンに、ごま油をひき、おろしニンニク(今日は二粒だったけど)、粉唐辛子(今日は大さじ2杯ぐらい)を入れ、くねくねと炒める。で、火を止めて、一切合財を入れる。玉ねぎ、ネギ、肉、ヤンニョム(大さじ2杯)、コチュジャン(大さじ1杯)、冷蔵庫にあった豆もやしのナムル。ゴチャゴチャかき混ぜて、ユッスにどっと流しこみ、煮る。ユッスの量は味の濃い、薄いに影響する。今日の分量だと、中鍋いっぱいぐらいにしてから煮込み、辛かったらスープを足していくというやり方がおすすめ。

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 アクをとりながら煮て、醬油と塩、胡椒で味付ける。醬油は大さじ4,5杯入れました。

 最後に、溶き卵をズーッと入れて完成。

 ユッケジャンをご飯にかけたり、ユッケジャンにご飯を入れたり、もう両者(?)は完全にラブラブです。

 時間をかけないで作ろうとなると、ずいきはあきらめて、ゼンマイのナムル、スープは、市販のテールスープを使うといい。そうすれば牛肉はどんな部位でもいい。
 でもね、ずいきはいいもんだ。いっぺん食べてみなはれ。ねえHalさん。

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by mihira-ryosei | 2011-02-12 20:40 | キッチン
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この世の中でうまいもののベスト10をあげるとすれば、確実に入るのが、これ。あとの九つにこたえようとすると三日間ほど眠れないと思うので、やめておくことにするが。
 えごまの葉、この香り高く、苦くもなく、辛くもなく、体に良い、自然界の傑作は、韓国料理において欠くことのできないものである。焼き肉をサンチュの葉とともに包んでたべることが多いが、味噌づけにも、キムチにも、そうして今回の醤油漬けにも、活躍している。僕は、醤油漬けがほんとに好きで、ご飯を巻いて食べているうちに、ついついお代わりしてしまう。
 といいながら、自分でつくるのはこれが2回目、この前つくってから二十年ほどになるか。
 この間は生真面目につくりすぎたようだ。で、とってもめんどくさいものと信じ込んでいた。でも、先週日曜日、つくってみたら簡単だった。家族にも好評、こんな簡単ななら、ということで、今日もつくることになっている。
 
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 ヨメハンが、プランターに種を捲いて栽培したえごまの葉が、すっかり成長した。大きいものからちぎっていく。今回は70枚ほど。

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 ボウルで新井(がんばってくれ!せめて2割5分台に打率を回復してくれ!)、・・・・・、ボウルで洗い、ほこりや土をのぞく。水気をやや神経質にとるために、キッチンペーパーに葉を敷き詰め、重ねる。
 その間、鍋に醤油大さじ5~6、みりん大さじ2~3をいれて火にかけ、ごま油大さじ2~3を加えてさます。

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 鍋に、おろしにんにくひとかけ、すりごまたくさん、唐辛子は好みだけど、僕は大さじ1、刻んだ青唐辛子一本を入れて、「たれ」を葉に塗るようにしながら、重ねていく。

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 ひととおりたれをつけた状態が上の写真。このまますぐにでもたべることができる。青っぽい味もいい。本格的な醤油づけには1週間ほどかかる。ただ、そこまで何枚も残らないのだ。

 今日はにんにくいれずにつくってみる。そうすれば朝から食べられる。でもまた1週間もたないことは必至なんだけど。
by mihira-ryosei | 2009-07-05 11:45 | キッチン

ハチノスシタネ スープ

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 京都の南に車を走らせることがあって、その帰り、東九条あたりで、ムラムラときて、丸橋商店に立ち寄って、牛の胃袋ハチノスを1枚買う。1300円なり。表面を洗浄してくれているので、真っ白。店頭では、家族みんなが、黙々と牛の内臓を解体、切り分け、きれいに並べている。宗教的雰囲気すら漂う風景といっていい。

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さらに、高倉塩小路あたりで、またムラムラ。ハチノスだけではさみしい、なにかいっしょに煮ようとの考えがもたげてきたからだ。お肉屋さんにとびこむ。ここのお店、とても新しく、肉そのものを美しく並べてある。丁寧に愛情込めて手入れしたことが十分うかがえる。「ハチノスと煮るのだけど・・・」というと、大将、しばらく考えて、奥からとりだしてきたのが、「シタネ」というもの。「タンの下の肉で、私らはシタネ(舌根)といいます」ということなので、一般にはあまり知られていないものなのであろう。100g280円を400g求める。

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 調理といっても、ハチノスをじゃぶじゃぶ洗い、汚れや脂を落としながら、煮て、切り刻む、そして、本格的に煮る。それだけである。シタネは少し炒めて鍋に放り込んだ。焼いたものを塩で食べてみる。歯ごたえあってうまい。テールとハラミを混ぜたような風味がある。なぜか「舌の根も乾かぬうちに・・・」という言葉が何度も浮かぶ。土曜日なので、にんにくもぽんと5,6粒放り込む。ハチノスは意外と硬いもので、2時間は煮る必要がある。

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 あとはネギと塩こしょう。プニュッと柔らかいハチノス、コリッと噛みごたえあるシタネのコンビ、これからも、ありだな。ご飯にかけたり、ご飯をスープに入れたりはいうまでもない。まあ楽しいこと。
 
 舌の根を乾かぬうちに、シタノネモカワカヌウチニ、したのねもかわかぬうちに・・・・、まあいいか。  
by mihira-ryosei | 2008-06-22 02:59 | キッチン
  
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 日曜日。昼ごはんに、なんということもない、ケチャップ&ハムライス。刻んだハムと玉ねぎをバター、塩こしょうで炒め、ご飯を放り込みさらに、ケチャップと粉末のデミグラスソースを加え炒め、お皿に盛り、表面に焼き卵をぺらっとかぶせただけである。
 本日唯一の主人公は、ケチャップである。大分から来た知人がお土産に持ってきてくれたもの。大分県は竹田の「恵会のケチャップ」である。不細工な桃太郎トマト、処分するのは忍びないと地元のお母さんたちが、つくった無添加ケチャップ。毎年八月にしか、つくらないそうだ。テレビ番組の「特選素材」だとか、いろいろとりあげられてすっかり有名になってしまったケチャップである。
 質感はとろとろしたものではなく、味も甘ったるいものでもない。玉ねぎのせいか、あっさりしている。トマトと玉ねぎ、それに、砂糖、醸造酢、にんにく、食塩を加えているが、なんと香辛料として、とうがらし、シナモン ローレル、グローブ、ホワイトペッパー、タイムを使用している。おしゃれな香りと微かな辛さ、竹田のお母さんたち、恐るべしである。
 粉末のデミグラスソースなんて入れるんじゃなかった。今度作るなら、ニンニク&スパゲティーに、ケチャップだけかけてたべるというのはどうだろうか。

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 ネットで検索すれば、手に入れる方法はありそうだ。400g瓶1本700円ほど。贅沢ではあるが、後悔はしないだろう。
by mihira-ryosei | 2008-05-25 21:19 | キッチン
モチモチのキムチ焼き飯・ゴマの葉包み

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  料理は、思い通りに行かないこともある。この「キムチ焼き飯ゴマの葉包み」の最大の誤算は、炊飯モードを玄米に設定してしまったことである。おこわになってしまった。
 この料理は、僕のオリジナル。キムチ焼き飯に、ゴマの葉を刻んで和えた。その焼き飯を、買ってきたゴマの葉の醤油漬けで包む。こうすると冷めてもおいしく食べられる。
 おこわというか、お餅というか、あまりに粘りのある食感には少し参った。これがかえっていいという声もあるにはあったが。


トックとキムチの炒めもの
 
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 にもかかわらず・・・である、餅を炒めるというメニューはいかがなものか。豚肉、白菜キムチ、ニンニクスライスをごま油で炒める。ゆでたトックを入れて、調味料を加え、ネギをのっける。
 調味料は、大さじで醤油1、砂糖1.5、コチュジャン1.5、あとはゴマ、胡椒、粉唐辛子少々。
 いけますよ。なかなか。

『とっておきの韓国・朝鮮料理』(マガジンハウス) より
 

ひさしぶりのテールとハチノススープ

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 最後はおきまりの、テール&ハチノススープ。ハチノスの入手に難渋した。今回は初めて、ネットを活用した。「コリアンタウンのお肉屋さん」で、ハチノス、テールを発注した。非常に便利で、て、手際よく配達してくれる。テールはまずまず。ハチノスはこんなに簡単に手に入りありがたい。ただ、願わくば、カチカチの冷凍でない方がいいが。
 結局、テールはもう一本、近江蓄業で買った。ついでに、薄ミノも買って、スープに放り込んだ。おいしかったことはもう、いうまでもない。

 どうでもいいことだが、以上の料理は、我が家がオール電化となってから、はじめて僕がとりくむ料理であり、大鍋もamazonで取り寄せた。IHは驚くほど火力が強いのだが、冷凍ものには中に火が通るまではなかなか沸騰しないので困った。その点で、冷凍のテールを煮るには、初期段階で手間取ることが教訓となった。

by mihira-ryosei | 2007-12-10 00:38 | キッチン
蕎麦アレルギーを背負ったものの宿命

 子供の頃から蕎麦アレルギーである。(この蕎麦という漢字が、苦手で、自ら憎悪をかきたてるためにわざと使っている)ありがたくもなく、祖父から受け継いだものである。だから蕎麦には縁が無い。どころか、忌避してきた。麺蕎麦のみではなく、蕎麦ボーロも、蕎麦殻の枕も、蕎麦茶も、蕎麦湯もである。蕎麦焼酎は毒薬、劇薬である。蕎麦をゆがいた笊とお湯で、うどんまでを犯すような行為は、絶対認められない。僕の知人にも蕎麦アレルギーがいて、かわいそうなことに、彼は友人たちから、「アレルギーなんてのは気持ちの問題」と、薩摩白波と蕎麦焼酎雲海の中味と瓶を入れ替えられ、飲まされた。悲劇的にも彼は昏倒し、救急車で病院に運ばれた。これは殺人行為ではないのか。同じアレルギー保持者として、許すことはできない。ちなみに、フランスパンにも、蕎麦の実が乗っかっていたりするし、蕎麦のクレープにいたっては言語道断、車道横断、お医者の診断、大陸間弾道弾である。(筒井康隆のパクリです)

 だから、もし戦争放棄に加えて、蕎麦の永久放棄も追記するのなら、「憲法改正」にも喜んで賛同する。ついでに、非核三原則も、非核・非蕎麦三原則に変更してくれることが望ましい。「もたず、つくらず、もちこませず」。なんなら、戦前の「治安維持法」のように、蕎麦の輸入、製造を目論む、あるいは思考しただけでも、犯罪とできるような法律をつくって欲しい。そばをつくったものは、国外追放!!だけでは飽き足りなくて、トロツキーのようにメキシコまでも追いかけて、そして・・・・・。
 やめよう、妄想は。

韓国までもが
 蕎麦に関しては、僕の愛する韓国までもが、僕を奈落の底に突き落とす裏切り行為を平気でやっている。冷麺である。普通の冷麺は蕎麦含有量が70%もあるという。恐ろしいことである。だから、冷麺も辛い真っ赤なピビン麺も食することができない。ざる蕎麦を食べられなくてもなんともないが、冷麺は悔しい。日本で韓国冷麺を食べることができるのは、京都・北山にある「南山」である。ここの麺は、盛岡冷麺、米粉である。しこしこ歯ごたえが実にうまい。感心な店である。めでたく憲法が改正されれば、大変な発展を遂げることであろう。

画期的メニュー発見

 で、最近、大変な発見があった。『韓国語ジャーナル21』2007年夏号に、「チョン テキョン先生の体にいい韓国料理」という記事がのっていた。なんと、ビビンミョンをそうめんでつくるというのである。その手があったのか!!なんで気づかなかったのか・・・。
脳天チョップを食らった感覚である。チョン先生、今回のメニューは体にいいだけでなく、蕎麦アレルギーを救う画期的メニューですぞ。
 というわけで、つくってみた。

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 ①フライパンに、サラダ油、ニンジンをいためる。(実際の記事では戻したシイタケもニンジンとは別にいためるとあるが、愚息が嫌いなため使用せず)②そうめんをゆで、冷やして、水分を切る。③そうめんをタレときゅうりで和える。(今回はセロリの葉を加えた。しゃきっとした香菜はいいと思う)④すりゴマとごま油を加えて混ぜ合わせる。⑤錦糸卵は、めんどうくさいからつくっていない。
  タレは大さじ、コチュジャン3:だししょうゆ1:砂糖1or1.5:酢2。4人前、そうめん4わの分量である。しかし、うれしがって毎週作っている僕の経験では、タレはもっとつくった方がよい。それに、写真、野菜が多すぎるように見える。そのとおり。でもおいしかった。すっぱい、辛い、ちょっと甘い。野菜も食べて、ヘルシー。
 こんな美味い麺を、蕎麦アレルギー者を排除して食べていたんだ、韓国人は・・・。油断ならない。

 ちなみに、ビビンミョンのビビンは、動詞ピビダ、「混ぜる」の意味で、ミョンは麺。したがって、ピビンパップは混ぜご飯となる。
by mihira-ryosei | 2007-08-06 01:16 | キッチン
 
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 日曜日、昼ごはんには、柚子胡椒をキイコンセプトにした辛子明太子スパゲティとサラダ。辛子明太子がやや日が経ち、そろそろ相手にされなくなっているので、スパゲティでどっと使ってしまおうというのが動機。お湯を沸かす。明太子の薄皮に包丁の刃先をあてがいながら、中身を出して鍋に入れる。お湯が沸くと塩を入れて、スパゲティをゆがく。9分間。その間に仕上げる。鍋の明太子に、バター、柚子胡椒それに、スパゲティのゆで汁を加える。サラダもつくる。サニーレタスをべりっとちぎり、トマトをさくっと切る。ドレッシングは、オリーブオイルに、柚子胡椒、バルサミコ酢で適当に混ぜて、野菜にかける。スパゲティがゆがけると、鍋に放り込んでかき混ぜて、ネギを振りかけて完成。なにせ、月に一度のバンドの練習があるので急いでいるのだ。調理時間10分でした。ハイ。
 サラダは失敗。バルサミコ酢が強すぎて、苦い。バルサミコ酢をやめて、塩でもよかった。あるいは、オリーブオイルではなく、明太子ならごま油とすりゴマというパターンでもよかった。
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by mihira-ryosei | 2007-06-03 23:33 | キッチン
 
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 年齢を重ねたことと関係があるのか、嗜好が鮮明になってきたのか、よくわからないけど、市販のルーでつくったカレーがちょっと苦手になってきた。ベトベトした脂っぽさが。
市販のルーを使わずに、カレーを作るには、本来「アメ玉」が必要だ。小麦粉とたまねぎを、根気強く、飴色になるまで、じっくり炒めてつくる。
 今回は、テールスープを使ったカレーを作ってみたのだが、「アメ玉」作りを回避して、短時間でつくる方法に挑戦した。たまねぎ、ニンニク、ミンチ肉をカレー粉と炒め、酒、薄力粉、カレー粉、塩、胡椒を加え、さらに炒める。次に、カボチャ、トマトを刻んで入れ、スープ(または水)を注いで、あとは、ウスターソースやケチャップやローリエの葉や粉末ブイヨンや、なんやかんや入れてつくってみた。僕は、口当たりがさらっとしていて好きだけど。息子の反応はやや冷ややか。やっぱり市販のルーには勝てないのか。
 カレーは1週間まえの話。このとき併せて、センマイとミノにも飽きたので、味噌とみりんで煮詰めて、居酒屋メニュー「どて焼き」にしてみた。
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 今日は、職場の若手を招待して、夕食を食べた。午後からすべてを料理に費やしたことになる。ところが写真をとるのを忘れていた。
 せめて、メニューを記しておくことにしよう。
①ちょこっと鯛・平目・マグロの刺身-塩昆布をのせて
②クレソンチャーハンのおにぎり バター、ベーコン、ワイン・コンソメ風味でご飯を炒め、クレソ  ンを合えたものをおにぎりに
③ローストポットポーク 昔々、庄野真代の料理本で見てからのレパートリー 鍋に野菜を敷き 詰めて、豚のブロックを蒸す。砂糖とお酒(シェリー酒かラム酒がいいと思うけど、なかったの でブランデー)でかるく火を通した軸切りのりんご、クレソンをスライスした豚にのせて食べる、
④マーボー豆腐
⑤高麗ニンジンとチキンのスープ(当ブログで過去に紹介)
⑥水菜とローストビーフのサラダ ゆず胡椒とオリーブオイル・ごま油風味
⑦ブロッコリーとアンチョビーのスパゲチィ・ペペロンチーノ
⑧トック

  
by mihira-ryosei | 2007-01-14 02:09 | キッチン
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買出しと準備
 
 年末だからと、クラシックのCDを持ち込んで出発。ベートーベンの第9は、ノリがよろしい。しばしばハンドルから手が離れる。近江畜業に行く。年末、もう市場はないので冷凍しかないとのこと。テールとハチノスを購入。ハチノスはもうないといっていたのだが、おやじが冷凍庫の隅から、「最後の一つ」と持ってきた。東九条の丸橋商店に行く。案の定、テールもハチノスもない。前回買ったミノを買うことにする。近くの小さな商店で、豆もやしを入手。こんなしっかりした豆は、なかなかない。根をとったものキロ400円、とってないものキロ250円。二日後の大晦日。調理開始。解答したハチノスの「掃除」をはじめて、驚いた。ハチノスではなくセンマイだった。とにかく、「掃除」。ゆうに二時間を越えた。

料理1 ナムル盛り合わせ
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 □ほうれんそう 
   ほうれん草を軽く茹で、ごま油、塩、すりゴマで和える。
 □豆もやし 
   塩を振った水に豆もやしを入れて、煮る。沸騰したら、弱火でさらに15分程度。臭みが残る  ので途中でふたをとってはいけません。ごま油、塩、すりゴマ、すりニンニク。気分で粉唐辛  子、刻みネギもあり。
 □ニンジンと大根
   塩をふって、しんなりしたら、塩を洗い落とし、酢、すりゴマ、粉唐辛子、砂糖で和える。
 □ぜんまい
    炒め派、煮詰め派がいるが、僕は面倒くさくない煮詰め派である。しょうゆ、ごま油、すり  ゴマ、すりニンニク、コチュジャン、粉唐辛子、水でタレをつくり、牛肉(ミンチでもいい)を加え  て、弱火でコトコト煮込む。

料理2 ジョン
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 法事など韓国の家庭行事には欠かせないもの。モノに塩コショウ、小麦粉をまぶし、卵をからませて、焼く。それだけ。モノは、牛肉の赤み、タラの身、シイタケ、ごぼうとニンジンの「筏」など。課題はいかに鮮やかな黄色に焼くかということ。僕の母は、卵は黄身だけを使っていた。卵がみるみるうちに、無くなること請け合いだが。また、ごま油を卵に入れていたとの嫁軍団の情報もある。
 チョジャン(後述)か、カンジャンヤンニョムジャンをつけて食べる。カンジャンヤンニョムジャンは、醤油、すりニンニク、刻みネギ、すりゴマ、砂糖でつくる。

料理3 テールとモツのスープ
 たびたびとりあげているので、今回はコメントなし。 

料理4 トリッパ モツのトマト煮込み
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 センマイとミノがたくさんだったので、つくってみたイタリアン。オリーブオイルでニンニクと生姜のみじん切りを炒め、さらにたまねぎ、ニンジンを炒め、ついで、火を通したセンマイとミノも炒める。そこにホールトマトを加え、塩、胡椒、ワインで味を調えながら、ローリエなんぞも加えて煮込むのである。

料理5 韓国ハンバーグ
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 牛ミンチをすりニンニク、ごま油、薄力粉を加えて、練りに練る。これを醤油と酒と砂糖でコトコト煮る。 

料理6 豆もやし炊き込みご飯
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 ナムルと同じ要領で豆もやしを茹でる。煮汁に醤油と塩で味付けして、豆もやしをのせてご飯を炊く。別に、ニンニクと醤油と砂糖で味付けした牛ミンチを炒めておく。ご飯が炊き上がると、お椀に盛って、牛ミンチとヤンニョムジャンをのせて食べる。これは本当に美味い。

料理7 蒸し豚&キムチ

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 キムチの星山の蒸し豚とキムチで食べる。キムチの減りが気になったので、チョジャンをつくって、豚はこっちにつけてもいいよと誘導した。チョジャンは、酢、コチュジャン、すりゴマ、砂糖で。

料理8 トック 
 韓国のお雑煮ともいうべきもので、テールスープを使ってみた。牛肉をごま油で炒め、スープを加え、塩、しょうゆで味を調え、水洗いしてざるで水切りしていたトックを放り込んで、溶き卵を入れ、器に移し、ネギと海苔をのせて食べる。
by mihira-ryosei | 2007-01-08 01:18 | キッチン

薄ミノとテールのスープ

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 寒くなってきた。テールスープが食べたくなってきた。といわけで、いつもの「近江畜産」(京都市北区)に行ってみたが、「今日はテールがよく出てね、もうあらへん」ということなのだ。そこで、母から聞いていた店に。京都市南区東九条、映画「パッチギ」発祥の地である。その店、丸橋商店は、生ホルモン専門の店である。愛想のいいおばちゃんが対応してくれる。「今日はよう出る」ということだが、テールは残っていた。ついでに蜂の巣はと聞いてみると、「今は無い、夕方に検査が終われば入る」とのことである。新鮮だろうし、信用もできそうだ。
 「テールと一緒に煮込んで、うまいもんないですか」
 「ミノ、それも薄いミノはどやろ。もともとミノはハチノスの続きやからね」
 「ほなら(スープに)入れてみよか」
 「安しとくよ。あんたのお母さんも知ってるし。(グラム)200円やけど、150円でええわ」
 「こんなにいっぱいは要らんわ」
 「煮たら、縮むから」
 というわけで、薄ミノの調理方法を聞いて、がさっともらって帰る。蜂の巣はきれいに表面を
洗浄して売ってくれるようなので、今度、買いに来よう。

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 テールをざっと洗って、大鍋で二度煮る。薄ミノは、洗ってから、小麦粉をまぶして表面
の脂分を掃除し、茹であげる。おばちゃんが言ったように硬く縮まったミノを再び、洗い、刻む。あとはにんにくを放り込んで、ひたすら煮込むだけだ。途中、薄ミノから出てくる脂の多さに驚く。何度か、オタマですくい上げる。
 煮ること、5時間で完成。

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 薄ミノは、確かに蜂の巣と風味が似ている。また、ぷよぷよと柔らかい。こんなことなら刻む必要はなかった。
 テールスープ・・・世の中にこんな美味いものがあるのだろうか。電気職人、三ヶ月を経過した息子が、しみじみと呟く。 

<丸橋商店 075-661-3679>
by mihira-ryosei | 2006-12-03 22:42 | キッチン