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オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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ボブ・ディランのドキュメンタリー番組

 11月23日の NHKhi テレビで、ボブ・ディランのドキュメンタリー番組「NO DIRECTION HOME」を見た。20世紀初頭、アメリカンフォークの吟遊詩人、闘いと抵抗の歌い手、偉大なるウッディー・ガスリーの継承者にして、公民権運動、ベトナム反戦運動の大きな時代のうねりの中で、プロテストソングの旗手となったボブ・ディラン。やがて彼は、アコースティックギターをエレキギターに持ち替え、闘いはそして歌は世界を変えられると信じていた「仲間」から裏切り者と罵倒されることになる。番組はそのあたりを丁寧かつ執拗にとりあげている。
 
  60年代前半のミュージックシーンにポッと現れたボブ・ディランの軌跡を克明に追うことで、20世紀のアメリカの音楽と文化と社会運動が見えてくる。
 とにかくボブ・ディラン本人、ピート・シガー、ジョーン・バエズ、ピーター、ポール&マリーなど膨大な証言と歌の数々、時代と音楽の映像に圧倒された。一級品のドキュメンタリーであろう。
 
 また改めて、ボブ・ディランの魅力を再認識した。歌声の力強さ、そしてなにより詩のすばらしさ。それとジョーン・バエズのかわいらしさ。声もルックスも。さらにギターがうまいのにも感心した。
 
 ボブ・ディラン、「ライク ア ローリングストーンズ」もいいけど、「激しい雨が降る」、「朝日のあたる家」なんかを聞きたいな。
by mihira-ryosei | 2005-11-25 19:37 | 映画・音楽