オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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塩ホルモンのアジェ

 
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 ヒステリックなナショナリズムが第9条をムシャムシャ食べてしまいそうな状況で迎えた5月3日の憲法記念日なのだが・・・。午後、僕は九中74同窓会の打ち合わせにでかけた。今年に入って準備をはじめた同窓会だが、案内状を作成し、発送しなければならない時期にきた。大阪から友人もやってきて、グラフィックデザイナーO君の事務所で打ち合わせをおこなった。74年3月卒業生188名。仲間の努力で140名ほどの所在を把握する見通しがたった。同窓会は7月29日である。
 打ち合わせが終わったら、みんなで「焼肉アジェ」に行こう、そう決めていた。この店には2回目になるが、評判どおり本当においしい店である。アジェという名前はおそらく韓国慶尚道(キョンサンド)独特の方言で、「おじさん」という意味だと思う。僕の耳にも懐かしい響きである。この店の特徴は、ホルモンを中心とする品数の多さ、そしてホルモンを塩でも食わせるということからもわかるように素材の新鮮さにある。この間、七時半頃に行ったときは、一時間以上も待たされた。それで開店時間5時の40分ほど前に店に行き予約した。晴天の鴨川の橋の上でしばし雑談して5時を待つ。
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 塩ホルモンという白い縦長の提灯が点灯し、「たまらんアジェ」というのれんが掲げられて開店である。なかなかいけるキムチとナムルで一杯やりながら、肉を待ち受ける。上ミノ、赤センマイ、テッチャン、タン、上ハラミ、上サガリ、そして他店では見かけないホソ(小腸)、赤ヒモ(ネクタイともいう。牛の首肉)は塩で食べる。鳥のセギモはタレで。レバーとハツの刺身も注文したが、ピカピカキトッとしていてうまい。ホソは焦げた脂が口の中でシュワット溶けるようでいい。ネクタイは歯ごたえよくあっさりしている。
 中学時代バッテリーを組んでいたピッチャーのS君が、僕に「思い出し抗議」。
 「おまえ、光化学スモッグ注意報が出ているのに運動場10周走って来い!ゆうて僕を走らせたやろ。そやのにお前も他の部員も体育館で女子バスケット部とバスケットしとったやんか。それで、もうやめたれと帰ってきたら、お前が何周走った?と聞くから9周やゆうたらまた走ってこい!やて」
 「10周走ったってゆうたらよかったやんか」
 「何周走ったかなんて聞かれると思わんかったんや。思わず9周ゆうてしもた」
 「真面目やな。九中やから九周、ぐらいゆうたらよかったのに」
 32年間という時間が火と煙の中で踊り、ビールはいつのまにか、韓国焼酎チャミスルに変わり何本飲んだかわからなくなったところで、ホルモンの宴はお開き。
 二次会はカラオケ、ビートルズ、フォークソング、70年代歌謡を歌いまくる。外からこういう集団をみれば、ホンマにおっさん、おばはんやな~と思っていたんだ、少し前まで。
by mihira-ryosei | 2006-05-04 20:40 | 京都なんでも