オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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韓国紀行 2007夏 ソウル三昧 1 サムゲタン付

原点のソウル 未知のソウル

 休暇を待ちわびての韓国旅行。はじめは、知らないところ、田舎の古窯めぐり、陶片拾いでもと考えをめぐらせていたが、結局、挫けてしまった。それでなんのことはない。ソウル3泊4日の旅となってしまった。韓国に来はじめた頃の原点に戻りつつ、未知のソウルにも触れた旅となった。

地下鉄2号線から始めよう

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 地下鉄から始めるとしよう。ソウルを語るのに、地下鉄は必須のテーマである。緑色が印の地下鉄2号線。ソウルを循環していることが特徴で、山手線や環状線が地下に潜ったようなものである。写真、偶然乗り込んだ車両で、「e-Train」だったかな、とにかくキャンペーンをやっていた。座席の前に台を据え付けて、パソコンを置き、インターネットを楽しもうというのである。そこまでして・・・・とも思うが、そこが韓国なのだ。ところで、どうしてこの国は、地下鉄の中でも、エレベーターの中でも、携帯電話が通じるのだろう。まあ昔、ソウルのサウナ風呂の中でも、携帯電話で話していたおじさんがいたから、驚くに値しないかも知れないが。このキャンペーン、またいついつやりますとアナウンスして、スタッフの兄ちゃん、姉ちゃんが慌しく、機材を片付けて、どっかの駅で降りてしまった。
 「e-Train」か、なんか知らんが、久しぶりに乗ったら、運賃はえらい上がりようだ。しかも、新千ウォン札が自販機では使えないから、切符買うのはひと苦労。みんなはというとクレジットカードで、ピッピと通っていく。やっぱり極端なとこだ。僕は一定の地下鉄使用回数を見越して、「交通カード」1万ウォン分を買った。これを改札の機械にかざすと、ピッピいいよりますねん。
 変わらないのは、地下鉄の物売りや物乞いの多さであった。バンダナ、色違い2枚セットで1000ウォン。おっちゃんの熱弁にもかかわらず、僕の車両ではひとつも売れなかった。カッターシャツ姿にバンダナは似合わないよ。天気が良くなかったので、傘売りもいた。真面目なおっちゃんだった。でも、「市場では5000ウォンするものが、なんと!3000ウォン!」といっても、割安感がない。しかも「外は雨です」といいながら売るのだが、後から乗って来た客は、雨が止んでいるのを知っているのだ。それに雨のうちに乗り込んだ人たちの多くは当然、傘を持ってきている。僕もそうだ。同じ傘をコンビニで、8000ウォンで買っていた。
 他に、野菜切りの実演をするおっちゃんもいたが、売れたのを目撃したのは、ペットボトルを入れる保冷・保温袋であった。色違い、サイズも変えて、1000ウォン。これは僕の車両で2つ売れていた。僕も買えばよかったと少し後悔した。
 
戦慄の旋律

しかし今回は、衝撃の出会いがあった。ギター弾きのおっちゃんである。ロールケーキのように小さなアンプ、そのうえに、1ウォンも入っていない栄養剤(バッカス)の箱。かれも小さな椅子に座って、ぼろぼろのチューニングも怪しいギターをかき鳴らし、朗々と歌うのである。韓国語にときおり、アモーレなどと外国語も挟みながら、演歌のような、浪曲のような、バラードのような、ポップスのような不思議な旋律を。
 しかも、歌い終わったあとに、決まって、指をぴんと伸ばして、腕を降り、ぴたっとどこか一点を指して、「シュエイッ!!」とまじないの様な行為をする。まさに、戦慄の旋律。なんとも気色悪い。ソウルの地下鉄の話である。本当である。
 ソウルの地下鉄でもうひとつ変わらないのは、席を老人に代わる若者が多かったこと。これはうれしかった。

旅の料理1 参鶏湯 サムゲタン

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 今回のコリアンフードは、基本の基本、僕の原点、参鶏湯(サムゲタン)を。もう説明が必要ないぐらいに、日本においてもすっかり市民権を得ている。韓国を代表する夏バテ防止の料理である。
 写真は、明洞(ミョンドン)の「栄養センター」のサムゲタン。スープを無愛想なほどあっさりしている。明洞なら、人参酒の付いてくる「百済(ペクチェ)サムゲタン」や「高麗(コリョ)サムゲタン」などの老舗もある。こってりが、お望みなら、ノムヒョン大統領が好む「土俗村(トソクチョン)」もある。
 僕は、特においしいからというわけでもないが、「栄養センター」に来ることが多かった。それにここでは、「トンタク」というローストチキンが食べられるのだ。このトンタクのポスターが店に貼ってあり、日本語でも、「ベビーチキンサイズ」もメニュー化されたと書いてあった。丁寧で結構だが、肝心のサムゲタンなどメインのメニュー表は、日本語まったくなし、ハングルのみのままであった。

 食べ方は、鶏をザクザクとほぐすようにして、少しづつ固まりをさらに運んで、食べる。身は塩をチロッとつけて食するとよい。
by mihira-ryosei | 2007-08-17 23:51 | 韓国なんでも