オギヨディオラは韓国の舟漕ぎの掛け声。1958年生まれのオヤジが趣味という数々の島々をたゆたいながら人生の黄昏に向かっていく


by mihira-ryosei
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once ダブリンの街角で アイルランド映画

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 阪神は、ほんとに負けてしまった。しばらくは、新聞も、テレビも見たくないというそんなあなたに・・・というわけではないのだけれど。
 今年観た映画の中で、もう一度みたい映画と言えば、これ。「ONCE ダブリンの街角で」かな。静かな映画。じんわりじんわり、いつのまにか心の中に棲みついて、今でも懐かしくなる。ついにサントラ盤を買ってしまった。
 この映画は、恋人と別れ、年老いた父親と掃除機の修理なんぞをしている、貧乏なストリートミュージシャンの男とチェコから移民してきた夫と別居中、貧乏生活なれど、ピアノを弾く子連れ女性との愛の物語である。彼女との出会い、ふれあいを通して、彼はストリートから仲間と彼女を伴ってスタジオに入り、1枚のアルバムをつくりあげ、ロンドンに旅立っていくという話。二人が過ごすシーンひとつひとつが、アイルランド・ダブリンの街角も自然に溶け込んで美しい。男性のオヤジ、英語の不自由な女性の母親、ストリートミュージシャンたち、移民労働者たち・・・・。この映画に登場する人物で、裕福そうな人はほとんどいない。しかしかれらが、風景の中で醸し出す穏やかさは何だろう。映画に浸っていたいと思わせるものは何だろう。

 なにより音楽がいい。歌がいい。主演の男性・グレン・ハンサーは、アイルランドの人気バンドThe Flamesのメンバー。ボディにまで穴のあいたオンボロのアコースティックギターを響かせながら歌う曲は、イケます。かっこいい。監督・脚本のジョン・カーニーもそのバンドのメンバーらしい。また、チェコ女性役のマルケタ・イルグロヴァもミュージシャン。彼女のピアノと歌声も、独特の陰影があって魅力的である。
 ぜひ、聴いてほしい。
by mihira-ryosei | 2008-10-11 23:27 | 映画・音楽